ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日の夕食後、両親と私たち夫婦4人で歓談をしている時に
フト思い出して冷蔵庫から『生チョコ』を取り出して、両親に聞きました。
「Kさんの奥さんがバレンタインデーにくれはった物やけど食べてみるか?」
「何やのん」
「手作りチョコや」
両親は食べました。
「どやった」
「チョット苦いけど、やらこうて(柔らかくて)美味しかったわ、なぁパパ」
「何がやねん?」
「今食べたチョコレート、美味しかったなぁ」
「そんなん食べてへん」
「なにゆうてんのん、今、マサトから貰ろたばっかりやないのん」
「知らんなぁ、食べた覚えはないなぁ」
母がいくら言っても父は頑として認めません。
「オヤジさん、アンタ、食べた事は忘れるけど、食べる事は忘れへんなぁ
それが、アンタの生きる秘訣なんやなぁ」
「そうや、ヘッ・ヘッ・ヘッ・ヘッ」
父は私の言葉に素早く反応して笑います。
(何時までも皮肉の効いた聡明さを父に保っていて欲しい)と願う息子としては
このような時、安堵と戸惑いを父に感じてしまうのです。