ただの相談役 気まぐれブログ

ローバは一日にして成らず
201203.30

こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の

ガマはガマでもワガママのガマです。

 

今朝、出勤しますと私の顔を見て小中井君が言いました。

 

「どうしたんです、疲れた顔をして?」

 

それは良いとしても、続く言葉に優しさがありません。

 

「何にもしてないのに・・・・・」

 

「母親と娘の2人の女性に挟まれて、中間管理職のように疲れるんや」

 

「お酒を飲みすぎて、ソファーで寝るからでしょう」

 

 

それもありますが、小中井君はともかくとして、母には疲れさせられます。

 

 

 

昨日の夕食は次女夫婦のリクエストで『餃子』でした。

 

小中井君は業者との打ち合わせのためにいませんでした。

 

久しぶりの賑やかな夕食で、例によって例のごとく

お酒の種類も増え、母の酒量も増え、飲むほどに、酔うほどに、母の口が軽くなりました。

 

「ヒロはまだか?どこにおるん?」

 

「展示場で業者と打ち合わせ中や」

 

「相手は男の人とちゃうやろねぇ」

 

「いいや、男の人や」

 

「男の人一人だけなんか、アンタ心配なことないのん?」

 

「何で心配せんならんのん、よう知ってる業者でエエ人やのに・・・」

 

「エエ人でも男の人は男の人や、アタシをかわいがってくれていた・・」

 

 

何度も聞かされ『耳に大蛸が巣くって卵まで産んでいる』昔話が始まりました。

 

 

 

「アタシ、心配やから、チョット展示場に行ってくるわ」

 

こうなると、酔いの勢いもあって、誰が何を言おうと止まりません。

 

 

小中井君を心配した母は、食事を中断して展示場に出掛けていき、

酔わなくても足元の怪しい母を心配した次女の旦那が、追いかけていき、

旦那の薄着姿を気使って次女が、上着を持って続いて出てゆきました。

 

 

 

私は、食事も早々に居間に引っ込み、結果を聞くこともなく寝てしまいました。

 

 

 

今まで、幾度、同じ様な事があったでしょう。

 

これから、幾度、同じ様な事を繰り返すのでしょう。

 

 

人間はそのようにして歳を重ねて往くのでしょうね

 

 

コトワザにもありますね。

 

 

Roba  wasn’t  built  in  a  day (ローバは一日にして成らず)

 

 

でも、人間、自分が心配する事で、周りを心配させるような歳になったら

自分のことだけ心配している方が、周りを疲れさせなくて良いですよ。

 

 

 

「周りを疲れさせる、よく似た母息子(おやこ)ですねぇ」とは、小中井君の感想です。

 

執筆者:中井勝人
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