ただの相談役 気まぐれブログ

短気は損気
201204.01

こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の

ガマはガマでもワガママのガマです。

 

「仕事していて、行き詰った時、どうして来ました?」と、聞かれました。

 

「シリーズになっている本で、気楽に読めるものを、一気に読んだなぁ」

 

「例えば、どんな物です?」

 

「『アン・シリーズ』『ハリー・ポッター』『ゲド戦記』このへんの本は何回も読んだな」

 

「どうして本なんです?」

 

「ボクにとっては手軽やし、読んでる時にいらん事に頭使わんでええし、

 読破した時には達成感が残るしなぁ

 行き詰るというか、閉塞感というが、そんなもんに捕らわれた時には、
 無理のない所で、自分なりに『やり遂げた感』が得られるもんに、没頭したらええんと違うかな」

 

「僕やったら何ですかね?」

 

「アンタ遣ったら、日曜大工が好きやから、何か作り上げるのもエエかもしれんなぁ」

 

「それでも、やる気が出んかったらどうしたらエエですかねぇ?」

 

「僕の場合は、会社を辞めたわな。環境を新ししたら力が出るような気がしたからなぁ。

 そやけど、結局一緒やったなぁ。どこの会社にも同僚は居るし、社長も居る。

 人には合う合わんがある。ボクの場合は(ボクに角が在り過ぎたんや)

 と、この歳になったら思えるな。人の好き嫌いが激しすぎるんやなぁ。

 

 嫌いになったら同じ空気吸うのもイヤや。『お父さんほんとに分かり易い人ですねぇ』

 って、いまだに娘に言われているわ。好きなもんの時は自然とニコニコしているらしい。

 そやけど人間、やっぱり我慢が一番と違うかなぁ。同じ所でズット居る人は偉いわ」

 

 

N君との会話です。

 

 

運転免許書証を取立ての頃は、車を転がしていて、

思い切り右折をした後、直進させるのにハンドルを左に逆回転させようとして、

結果的にジグザグ運転をしてしまうことがありました。

 

 

運転に慣れてくると、ハンドルを持つ手の力を緩め、車の直進性に任せる事を学びます。

 

 

 

仕事の面でも、同じ様な事が言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

行き詰った時、曲がり角に来た時、力を抜いて手をダラリとさせ、

頭の中を空っぽにして、自分の持つ自然の直進性に任せると

新しい真っ直ぐな道が、目の前に開けてくるような気がします。

 

 

今までの私は、そんな時、同じ車で新しい道を行く事を考えるのではなく

すぐに車を換える事に決めてきました。

 

 

運転をしているのが私自身であることを忘れていたのですね。

 

 

その事に気が付いたのは、車を取り換えられない状態になってからでした。

 

 

N君が会社に少しでも愛着があるなら、慌てずに新しい道を探して欲しい物ですね。

 

 

『短気は損気』ですよ。

 

 

 

 

 

執筆者:中井勝人
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