ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
『ジュノーの会』をご存知ですか?
「すべての核被害をなくすために。世界のヒバクシャの即時救援を ! 」という会です。
ヒロシマの恩人=ジュノーさんに対する感謝の気持ちを共にする
ヒロシマの人々によって作られた市民団体です。
『スイス人医師マルセル・ジュノーは、ヒロシマへの原爆投下の報を聞くや
直ちに広島救援のための活動を開始し、1945年9月8日、
15トンもの医薬品を携えて広島に入り、被爆者・医療従事者を励ますとともに
自らも治療活動を行い、数万人の被爆者の命を救ってくれました』
この『ジュノーの会』の代表をされている方が甲斐 等さんです。
甲斐さんは「チェルノブイリ原発事故」の発生以来、
日本から医師団を派遣する仕事の「縁の下の力持ち」的な役割を担ってこられました。
私と同い年なのですが、清廉潔白な人柄で、私利私欲のない生活をなさっておられました。
甲斐さんとお姉さまの祐子さんから家を建てるについてのご相談を受けた時、
「広島県府中市」と遠方である事を理由に、
当時勤めていた会社は耳を傾けようとはしませんでした。
その断りに、私が行き、お話をさせていただき、お人柄に触れ、
「この方の家は、是非、建てさせていただきたい」と、
考えたことを思い出します。
「家を任すなら、この人しかいない」と、
甲斐さん姉弟も感じられた、と後からお聞きしました。
いろいろな経緯があってお建て頂いた『お家』が
今は『ジュノーの会』の事務局になっています。
外階段をトントントンと上がっていった(あの部屋だろうな)と、
甲斐様邸の間取りを思い出しながら、お二人に思いを馳せています。