ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
今回のK岡様邸の『お宅拝見』であるご婦人に教えられました。
その人は一番最初に見学に来られた方でした。
「私は75歳になるんじゃ」とおっしゃったその方は
40歳代で介護士の資格を取られ
今も介護の仕事に従事されているとのことでしたが
数年前までは夜の植松で「スナック」もされていたといいます。
「そのスナックの名前は『○○(不美人の女性を指す2文字の言葉)』言うんじゃ」
手助けに来てくれていた『N社』のM原君が隣で笑いをこらえているのが分かりました。
○○とはそのご婦人がされる「スナック名」にぴったりの名前だと私も感じ入りました。
(あのオバアサンの自虐ネタかと思いましたよ)と
自分の頭を自虐ネタに使っているM原君が後から言いましたが
そのご婦人が言われるには
「主人がワタシのことを○○・○○といつも言うんじゃ
『スナックをする』言うた時も
『オマエみたいな○○の40ババアがしても三日でつぶれるわい』言うたんじゃ
それで『○○』いう店にしてやったんじゃ。
この『○○』がよお流行ったんじゃ。
隣のスナックはママが綺麗で色気を売っとったんじゃが
ワタシは気持ちを売りもんにしてたんじゃ。
よお流行って隣の10倍も売上があったし
昼は介護の仕事をしてたからお金も貯まった。
この歳まで主人から一銭の生活費を貰ったこともないんでぇ」
そのご婦人が最後に教えてくださいました。
「お兄さん(私の事)、
お兄さんも家を売ろうとしたらいけんよ
気持ちを売ろうと考えんといけんよ」
いやはや、女傑でした。
もう一度お会いしたいものです。