ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
実家の廊下の壁厚利用の本棚にある『高松宮と海軍・阿川弘之』を見ると
うちの奥さんとの昔のやりとりを思い出し
自然とニヤリとなってしまいます。
かつて海軍大学校の採用試験の面接の時に出た問題で
「ここに六本の樫の木があって五匹の猿がいる
六本の樫の木に一匹づつ猿を登らせるにはどうすればよいか」
これは頭の回転がいかに早いか
ウィットやユーモアを分かっているかを
調べる試験らしいのですが
私が答えを教えると奥さんは
「そんなんは難しいと言うより無理じゃろ」
「だから、難しいとか無理とかの次元の話とちごうて
どれだけ早いこと機転の利いた答えが出せるかを試す問題なんよ」
「そんな問題を試験に出すのがおかしいじゃん」
「まぁ、お母さんは機転きかんもんなぁ」
「ワタシは正直なんです
お父さんのように嘘つきじゃ無いんです」
奥さんはますますブウたれました。
試験の答えは「むつかしござる(六樫五猿)」なのですよ。
奥さんの思考とは次元の違う話で
今でも思い出す度に笑ってしまいます。
うちの奥さんは確かに嘘のつけない人ではありますね。