ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
この間の『桜井よし子』さんの講演を聞いてから
日本人の事を考えています。
私は、白人が絶対的権利権力を持つ世界に挑戦をして血を流してきた人種は
有色人種の中では日本人だけだったと思っています。
帝国主義が悪ではなくて弱肉強食が正義だった世界で
欧米列強の厚く固い壁に立ち向かい、怯まず
その壁に自分の体を錐にして、錐の先をもみ込むように挑み、穴を穿っていったのが
近代日本の歴史であったと考えています。
あの時代に極東の海上に日本という国が存在していなければ
今もなお、世界は欧米列強の覇権の中にあった可能性を全く否定することはきません。
有色人種の旗手として日本人が流した血が世界の国々の反省と同情を呼び起こし
今のよう人権に対する優しい考え方を全人類に植えつけるトバ口になったと思います。
白人による差別を跳ね除けるために血を流した者にアメリカの日系二世達もいます。
親を収容所に拘束されながら、彼達は日系人としての名誉と誇りのために血を流しました。
イタリアにあるドイツの要塞攻略は日系部隊に負うところが多大であったにも拘わらず
日系部隊はローマ入城からは外されます。
ドイツ軍に包囲されたテキサス大隊を救出したのも日系部隊でした。
211名のテキサス兵を救うために800名もの日系人が犠牲になったそうです。
ある戦いの後の閲兵式で整列する日系兵がまばらなために
「全員集合と命じたはず」と師団長が不快そうに言った時、横の将校が言いました。
「閣下、これが全員であります」
この話を読んだ時には同じ血を引く日本人として
誇りと切なさとで涙が止まりませんでした。
日系部隊の実働戦闘期間は225日で、その間に戦士860名・行方不明67名となり
名誉戦死傷章のパープルハート勲章を9486名が受けたといいます。
日本軍は太平洋戦争において対戦したロバート・アイケルバーガー司令官をして
「私の指揮官としての夢は、日本軍一個大隊を率いて戦うことだ」と言わしめました。
私は今の日本人が今までの日本人を知ら無さ過ぎることを憂います。
中国人や韓国人の反日に怯える前に彼らの今日あるのは
日本人が有色人種として白人種を相手に血を流してきたからだと胸を張りましょう。
そして彼らの今日の繁栄は、かっての日本人の血とお金と知恵の上に成り立っている事に
日本人として誇りを持ちましょう。
「日本人に力など借りた覚えはない。自力で今日の繁栄を築いた」と言い張るのなら
日本人の知恵が生み出した「和製漢語」の使用をやめてもらえば良いのです。
それくらいのプライドは、真似が得意な中国人や韓国人だって持っている事でしょう。