ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店　ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。

昨日、夕食時に焼酎の蓋を開けていたら母が言いました。
「この間、買うたんもう無いのん。アンタよう飲むなぁ」
「そうなんよ、ママさん。４リットルが４日でなくなるんよ」
奥さんが不平不満で口をとんがらせて答えます。
「ちょっと待ちいな、4日で飲むって言うけど
お母さんも半分は協力してるやないか。
アンタらもこの人が毎日飲んだはるのを見てるやろ」
オヤジさんもおフクロさんもニヤニヤのダンマリです。
餌をくれる飼育員になつくのは猿の世界だけではない
と、悲しい現実を悟った瞬間でした。

でも、お酒を飲むのは止めません。
お酒を止めると猿に似てくるからです。

　　　　あな醜（みにく）　賢（さか）しらをすと　酒飲まぬ
　　　　　　　人をよく見ば　猿にかも似（に）む

大伴旅人も歌っているように
「健康に悪いから酒は飲まない」などと
賢ぶってる奴に限って猿に似てるんですよ。

私は大いにお酒を飲んで
酔払って「人間賛歌」を歌いますよ。

猿でで思い出したことがあります。
岡倉天心という人がアメリカに行った時
ある若者が岡倉天心を馬鹿にして
「オマエはChinese（チャイニーズ）か
Japanese（ジャパニーズ）かJavanese（ジャヴァニーズ）か」
と、聞いてきた時、すぐに岡倉天心は
「オマエはYankee（ヤンキー）かDonkey（ドンキー）かMonkey（モンキー）か」
と、言い返したといいます。
ドンキーはロバですが
「ばか・とんま」という意味もありますから
この反論の方が強烈です。

それはさておき、私がなぜ猿を連想したかというと
私たち親子（父と母と私）が飼育員（妻）に飼い慣らされた
中井園という動物園の猿のような気がしたからです。

知らないうちに我が家の実力者になっている妻の
本当の実力を知った瞬間でもあったのです。