ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日、婿が仕事をする姿を
野村女史と話をしながら見ていて
(婿は大工なのだ)と妙に納得していました。
昨日の仕事は日曜大工ほどの物でもなく
技術のある婿に対して失礼だ
と思うような依頼だったのですが
22歳から15年間も大工修行をしてきた者には
そのような小手先でできる仕事に対してでも
真剣な表情とキレのある身のこなしが出てくるものです。
『獅子は小虫を喰らわんとしてもまず勢をなす』
『獅子は兎をうつに全力を用う』
これでユーリン・ホームには
技術の裏付けもでき
プロの職人の目で
施工の良し悪しが判断できると
と安心しました。
私が住宅会社を設立したのは
多くの住宅会社が
施主目線の家造りをしていないことに
飽き足らなかったのがきっかけでした。
私が小中井君に
会社のすべてのことをさせているのは
他人に頼らなくても
会社経営の出来る経営者に仕立てるためです。
自分では何一つできないくせに
自分が経営者だと考えている者は
頭でっかちで空虚で尊大で
「金さえ払えば社員などいくらでも採用できる」
と社員を機械の部品のように思っているものです。
こういう経営者には心がありませんから
社員に愛社精神が生まれるわけがなく
お客はお金を支払うからお客なのであって
お客の家造りに思い入れもなく
お客の家に愛着もなく
お客に感謝もないのです。
家造りが金作りになっている住宅会社の
経営者は絶対に
お客の前に姿など表そうとしません。
小中井君にはそんなふうな経営者には
なってもらいたくないのです。
学校を出て一度は勤め人になった婿が
22歳で大工の世界に入ってきたのは
婿が家造りに喜びとプライドを
持っているからだと考えています。
小中井君と婿とがこれからも
家造りに思い入れを持ち
家に愛着を持ち
お客に感謝を持ってくれたら
ユーリン・ホームは発展することでしょう。