ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
父の椅子を引いて食卓に座らせる事
父の小鉢に鍋の具を盛る事
二つが私の仕事でしたが
新たな仕事ができました。
昼食と夕食を知らせに茶の間に行き
座椅子に座り込んでいる父を立ち上がらせる事です。
手に力の入らない母が
苦痛に顔をゆがませ
鬼の表情で
父を立たせようとしているにを見て
とっさに父の脇の下に手を入れて
起こしにかかったのですが
父の重い事重い事。
75キロの私ほどではありませんが
70キロはありそうでした。
私が手助けした時の
母の嬉しそうな顔。
これからは
私がしなければ仕方なさそうです。
あれだけ起き上がれないということは
トイレにも行けず
父は昼間ウトウトしながら
オムツに小便を垂れ流しているのでしょうね。
だから夕食に来る時
いつもジャージのズボンが
オムツから漏れた小便で
濡れているのです。
先日、夕食が終わり
椅子から立ち上がった時
あまりにもズボンがビッショリなので
母がその場で
父のズボンとオシメを脱がそうとしました。
「濡れてへん、濡れてへん」と
父は抵抗をしましたが
うちの奥さんの加勢を受けた母は強引でした。
オムツを脱がされた父は
真っ直ぐに立っている事ができず
母と奥さんが着替えを持ってくる間
下半身を剥き出しにして
両手を食卓について体を支え
お尻を後ろに突き出すようにして
待っていました。
その悔しそうな事。
それを見ていて
私も下半身を剥き出しにして
両手を食卓につき
体を「く」の字にして
父の隣に立ちました。
戻ってきた二人が私と父を見て
ゲラゲラ笑いながら聞きました。
「アンタら何してんのん」
「尻比べやがな、なあオヤジさん」
「そうや」
「ホンナラよう見せて貰おか
そらマサトの方が綺麗やわ
なあカズちゃん」と母。
「そら歳が違うがな」と父。
このような急な家事手伝いもあるのです。