ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは「少人数で頑張っている
倉敷の工務店 ユーリン・ホーム」の
ガマはガマでもワガママのガマです。
「詐欺とペテンの大百科(青土社)」
低料金の家屋修理 いかがわしい請負業者の詐欺
家の所有者が修理の相見積もりを取ると、見積もり額に相当幅が出ることがしばしばある。詐欺ねらいの付け値だということもあり得るので、最も安いところに依頼するのはあまり賢い選択とはいえないかも知れない。例えば、ジョーンズ氏があまりの安さに飛びついたとしよう。契約書にサインしてしまってから、料金の追加を伴うありとあらゆる追加工事が出てくる。彼は抗議するが、請負業者に契約書を見るように言われる。するとそこには、工事を完了するために必要な追加工事の料金については家の所有者が支払うと書かれている。最終的には、家の所有者は最初の見積もりよりも五十パーセント以上多く支払わなければならなくなる。これは、いかがわしい請負業者が使う「ローボール」と呼ばれる取引の落とし穴である。
こうしたことは日本でもよくあることです。
実家に下水の掃除を一万円で請負うと業者が来た。
ちょうど油で下水管が詰まり加減だったので頼んだ。
業者は高圧洗浄機で下水管を洗った。
料金を支払う時に業者が言った。
「ついでだから床下を無料で見てあげますよ」
業者が改口から床下にもぐり調べた。
「床下がびしょ濡れですよ。
水回り、風呂かキッチンか洗面所か
どこからか水漏れしているようですね」
業者は水で濡れた床下の写真まで撮っていて
見せてくれた。
「早く修理しないと家が傷みますよ。
見積もりを出しましょうか?」
私は高圧洗浄機で床下に水を流したと思ったので
「うちは建築屋だから
知った業者さんに頼みますよ」
業者は黙って帰っていった。
これは私が実際に経験したことです。
営業にはローボール・テクニックというものがあり
最初に受け易い球(無料・安価)を投げて
球を取る事(注文・発注)になれさせておいて
次に受けにくい球(有料・高価)を投げても
球を取る事(注文・発注)を辞めさせない方法です。
五枚買ったら一枚サービスもローボール・テクニックの一種です。
私は今、セブンイレブンでやっている
700円で一回引ける抽選クジも
同じ様な気がしています。
タバコを1カートン買うたびに
「4100円か
これで缶コーヒー1本買うと
クジが6回引けるのだ」と
100円の事で迷います。
700円というクジの値段設定は絶対に
タバコを買う者をターゲットにしたものですよ。
だから最近はタバコを買っても抽選クジを拒否しています。
私のささやかな抵抗です。