ただの相談役　気まぐれブログ

貪欲

201301.10

こんにちは
「施主さんと想いで紡ぐ家造り」
倉敷の工務店　ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

次女のムコは食事になると
首をツルのように伸ばし
目をタカのように光らせて
料理を物色し
箸を伸ばします。

「トシよ
オマエは食べ物になると
貪欲になるのォ」
私が笑うと
「そうですねェ」
ムコもニコニコしながら
否定をしません。

男ばかり３人兄弟の
末っ子ですから
そのようになったのかもしれませんが
食べることに貪欲な者の方が
生きることに貪欲なようで
私は嫌いではありません。

このムコと話したことがあります。

「オマエ　いつから学校行っとらんのや？」
「小学校４年ぐらいから
段々行かなくなって
中学はほとんど行ってませんね」
「ほんなら小卒か？」
「それが中卒なんです。
先生が卒業証書を
持ってきてくれたんですよ」
「オマエ　学校行かずに
毎日何をしとったんや？」
「ゲームをするか
推理小説を読むかしていましたね」
「なんで大検を受ける気になったんや？」
「兄貴に馬鹿にされましてね。
大卒の兄貴なんかに
絶対負けるかと思ったんですよ」

このムコは転勤族のお父さんが
岡山に連れて帰ってこられた時に小学生で
関東訛りからイジメを受けて
不登校になったといいます。
中学もまともに卒業していないし
高校も行っていないのに
大学を卒業したのですから
大したヤツですよ。

愛想は言いませんが
よく気配りをしてくれ
気前も良いのです。
この間も「ピザを買ってくる」
と言いますので
「ミト（孫）がポテトを好きだから
買ってきてくれ」と頼むと
「僕も好きだから
2個買ってきました」
というくらい
気が付き
気前が良いのですが
食卓についた途端に
ポテトの箱の蓋を
2個とも開けて
パクつくんです。
「オイ　1個は置いとけよ」
思わず注意しましたよ。