ただの相談役　気まぐれブログ

関西人

201301.27

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店　ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

養護老人ホーム『あいあいえん』に
行った日の父は元気です。
送迎を若い女性にして頂いた日は
特別に元気になります。

「パパさん言うたら
『今日も寒いですなぁ。
外へ出るたびに震えますわ』って
迎えに来た若いお姉さんに
愛想してるんよ。
『外へ出るたび』って
毎日出てるように言ってるけど
この間外へ出たのは
水曜日の『あいあい園』に
行った日なのにねぇ。
やっぱり若いお姉さんが
良いらしいよ。ママさん」
と、奥さんが夕食の時に話ました。
「そうなんか、パパ？」と母。
「『あいあい園』ではよくしゃべって
面白いこと言って
『皆さんを笑わせています』って
連絡帳にも
書いてあったよ」と奥さん。
「家でしゃべるんが嫌で
『あいあい園』ならしゃべるんなら
ずっと『あいあい園』に
行ったらどおなん、パパ？」と母。
「そら私は関西人やから
面白いことも言うがな。
家ではブスっとしてても
外で笑わすんが関西人やがな」
と、言いながら
「ホラ、親戚におったがな
『チンコも焚かず屁もひらず』
みたいな人が・・・
堅物でクソマジメな・・・ホラ・・・」と父。
（しょうもない言葉は覚えていても
親戚の者の名前も思い出せんかなぁ）
と、父の認知症が進んでいるのを
心配しながら私が聞きました。
「ヨシタケの小父さんの事か？」
「そうそう、ヨシタケさんや」と父。
「ヨシタケさんはクソマジメやったけど
今のアンタはクソマミレですがな
オヤジさん」と私。