ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

２月１日（金）です。
一日恒例のお墓参りに行ってきました。
「峰修院喜法道悦居士」
これが私の祖父「中井　喜三郎」さんの法名です。
ニッカボッカーに長靴を履き
革ジャンを着て鳥打帽をかぶり
手提げの革の鞄を持ち
小柄でしたが骨太でガッシリした体格の人でした。
色黒の顔に口髭が似合い
和製クラーク・ゲーブルのような感じでした。
大工としての腕もよく
弟子も多くいて
「大喜工務店」社長として
今少し長生きをしてくれていたら
私の人生も違っていたかもしれません。
小学５年生では人生を決める知恵もありませんしね。
享年６３歳は１０年早い死だったと感じます。

喜三郎さんには幼い頃から可愛がってもらいました。
仕事から帰ってきたらドテラに着替え
西と北の神棚に手を合わせるのですが
私も喜三郎さんの横で同じ仕草をし
その後でアグラを組んだ喜三郎さんの
股のところにすっぽりと座り込み
晩酌のお流れを頂いたものです。
喜三郎さんは私のお酒の師匠でした。
２～３歳の頃のことです。
無条件で愛し
無条件で愛してくれた人が喜三郎さんでした。