ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
「20代夫婦の夢!!憧れのマイホーム」というブログで
『次に建てることがあってもユーリン・ホームに頼みます』と
M原さんが書いておられると
千に聞いて感激している。
私はいつも思っているのだが
住宅業界というのは
本当に横着な業界で
『新築請負契約締結』が
第一義的な仕事で
家を建築することは
契約をした事で発生する
事後処理的付随工事
と、みなしているところがある。
お客さんは家を建てるために
『新築請負契約』に
署名押印なさるのだが
悲しいことにその瞬間から
お客さんと建築会社の
攻守の立場が変わり
温度差が出てくるのだ。
攻めるのはお客さんである。
形のない物が形に成っていくのだから
具体的に考えられるようになる。
当然紙上論でない注文が出てくる。
守るのは住宅会社である。
注文が増えると手間暇がかかる。
オプション工事には費用もかかる。
そんな邪魔くさいことはしたくない。
着工一月半での家の引渡しが
現場監督のノルマになっている会社もある。
そして残念なことに
一度家を建てられたお客さんが
二度目の家を建てられることは
ほとんどないのが現実だ。
住宅会社はそのようにタカをくくっているのだ。
車のようなスパンで5年後10年後に
お客さんが家を建てられるとすれば
選んでもらえるような家造りをするように
私は監督に命令してきた。
また、千(小中井君)も良く答えてくれた。
その結果がM原さんのブログの言葉であった。
ありがたいことである。