ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日のO住さんご夫妻との商談に
初めてムコの大悟が参加しました。
A建設で15年も大工をしていても
商談の席になど加わったことがなっかたので
大悟も新鮮で楽しかったらしい。
大工は意外なほど
自分の叩いた家の完成した形を
知らないものです。
6割方はお客さんの顔も
知らないかもしれません。
大手になればなるほど
上棟の時もその後も
お客さんを現場に
行かそうとはしません。
家というものは
人が息づき
家族が集う場所です。
しかし、家造り携わる
ほとんどの人間が
どのような家族が
住まうのかを知らずに
家を建てている。
人間不在の
ただの器づくりです。
家はただの器ではないのです。
私は住宅営業をしていた時から
業者・職人に
施主さんの人柄・趣味・性格などを
事あるごとに話をし
できるだけ現場で
会ってもらうようにしていました。
人の心理的変化で
人間関係は
会う回数に比例して
親しさを増し
好意を抱き
良くしてあげようという気持ちに
なってくるものです。
ユーリン・ホームの施主さんが
『良い職人さんばかりだ』と
言ってくださるのは
施主さん自身が良い人で
現場に再々顔をだされて
職人と打ち解けておられるからなのです。
私がユーリン・ホームを立ち上げた時に
営業・設計・積算・工務などを
一貫して携わる事にこだわったのは
施主さんをよく知り、親しくなって
全てを理解した上での家造りが
ただの器作りにならない
一番良い方法だと
経験則で知っていたからです。
「心のこもった家造り」
「言うは易く、行うは難し」
なのですよ。