ただの相談役 気まぐれブログ

テレビ桟敷で思うこと
201303.15

こんにちは
「施主さんと思い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

中学時代に相撲に駆り出されたために
いまだに相撲観戦が好きです。

見るのはもっぱらテレビ桟敷でですが
観戦歴は長い方だと思います。

吉葉山・鏡里・大内山などの力士が
現役末期で活躍していた頃に始まり
栃若時代(栃錦・若乃花)
柏鵬時代(柏戸・大鵬)
北玉時代(北の富士・玉の海)
輪湖時代(輪島・北の湖)
なども見てきました。

その後は実力伯仲の横綱が力を競い合う時代ではなく
千代の富士・貴乃花・朝青龍・白鵬という
傑出した横綱がライバルのいないまま
優勝回数を伸ばしてゆく傾向が続いて
今に至っています。

今は大阪場所をテレビ桟敷で
毎日見ていますが
『満員御礼』の垂れ幕の下りている日が
めっきりと少なくなって寂しい限りです。

まだ「八百長相撲」の後遺症が
残っているのでしょうか?
それとも外人力士が
増えすぎたためでしょうか?

「八百長相撲」の時の
マスコミの報道の仕方は
いささか常軌を逸していました。
(何を正義漢ぶっているんだ)
と、思っていました。

柏戸×大鵬や若乃花×貴乃花の
の優勝決定戦で
大鵬と貴乃花が柏戸と若乃花に
勝ちを譲った事などみんな知っていました。
七勝七敗の力士と
八勝六敗の力士が
千秋楽に対戦したら
だいたい七勝七敗の力士が
勝ったものです。
小さな相撲社会に住んでいれは
当然の人情だと思います。

相撲を愛する者は
それを分かった上で
大らかに許してきたのだ
と思っています。

相撲はスポーツというより
古い伝統にのっとった神事なのです。

伝統というと
「若貴兄弟」の出現で
相撲が空前の人気を得たとき
チケットが一般の人の手に入らないことを
マスコミが相撲茶屋制度の為だと
盛んにバッシングしたことがありました。
相撲茶屋が一手にチケットを扱い
(優先的に知り合いに売るのが悪い)
と、ここでも正義感ぶった正論を
主張してました。
そのためにチケットの何割かは
相撲茶屋を通さずに
売るようになったはずです。
今こそマスコミは
相撲茶屋以外で
売れ残ったチケットを
責任をもって買い取るべきでしょう。
相撲社会の伝統を悪しき物と指摘して
新しい方針を取らせたのなら
その結果に責任も持つべきです。

マスコミが正義漢ぶり
輿論を動かそうとする時の
胡散(うさん)臭さには辟易します。

それにしても
近頃の力士の四股名の
なんと色艶のないこと。
自然の中に神の宿る大和言葉の美しい世界が失われ
殺伐とした水滸伝の世界になったような感じです。

お相撲さんをアスリートなどと
マスコミが呼んではいけませんよ。
だから殺伐となるのです。

 

執筆者:中井勝人
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