ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

2０日の夜は
姫路ゆめさき川温泉・夢乃井に
泊まりました。

２７０人が宿泊できる
大きな旅館ですが
当日は２００人も宿泊客がおり
仲居さんたちも大わらわでした。

夕食は婿が『甘エビの食べ放題』を
注文してくれていました。

昼食にカキオコを食べ
それがまだ消化しきれていない状態で
（いくらも食べられないだろう）と考えていましたが
婿の頑張りで３皿まで平らげました。

婿に言わせると４皿でトントンとのことでしたが
それは無理というものです。

私は、はなから飲む方に回るつもりでしたが
それでも生中３杯しか飲めませんでした。
それほど昼間のカキオコが祟っていた訳です。

甘エビの盛り上げられた皿の隅に
置かれていたワサビから
婿が「髪の毛」を見つけました。

婿が仲居さんを呼びました。

「ワサビに髪の毛が入っていたんだけど・・・」
「ホントじゃねえ、代わりを持ってきてあげるわ
　ヨッコラショっと・・・」
「このワサビはどうしましょうか？」
「甘エビの殻を捨てるとこに捨てといて・・・
　ヨッコラショっと・・・」

温和な婿ですから
怒る気ずかいはありませんでしたが
短気な私でも拍子抜けするほど
謝辞を言うでもなく
恐縮するわけでもなく
淡々と対応しながら
「ヨッコラショっと・・・」を連発する仲居さんに
接客の極意を見た様な気がしました。

婿が「髪の毛」を見つけるとは
皮肉なものです。