ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
実家の庭のあちらこちらに
スイセンが葉を茂らせて
花を咲かせています。
ニホンスイセンやラッパスイセンで
珍しいスイセンではありません。
それでもスイセンの花を見ると
ギリシャ神話の一挿話を思い浮かべます。
美少年ナルキッソスに恋をした妖精エコー。
しかしナルキッソスはエコーを無視し続けます。
そのためエコーはやつれ果てて
骨と皮になり声だけが残りました。
これがエコー(やまびこ)です。
このようなナルキッソスの仕打ちを
女神メネシスは憎み復讐します。
水面に映った自分の姿に
ナルキッソスが恋するように
呪いをかけたのです。
ナルキッソスは水面の自分に恋焦がれ
その場で死んでしまいます。
ナルキッソスの死んだ後に
咲いたのがスイセンで
スイセンは水面を覗き込むように
下を向いて咲くのです。
スイセンの花言葉は
うぬぼれ・自己愛・自尊心
気高さ・愛をもう一度
①うぬぼれ屋
②自分の姿を異常に愛する者
③自分自身を性的な対象とする者
このような人を「ナルシスト」といい
そのような考え方を「ナルシシズム」と言いますが
ギリシャ神話の「ナルキッソス」から由来したものです。
青春の一時期には
私も「ナルシスト」でしたね。
水をはじき飛ばすように
引き締まった自分の肉体で
自分を抱きしめたいと思いましたもの。
今は老いて弛緩したカラダをみて
(歳だからしょうがないか)と
自分で自分を慰めています。
考えてみれば
それはそれで
「老いたナルシスト???」なのかなぁ?????