ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
ユーリン・ホームがお世話になっている左官のAさんが
福井の永平寺に奥さんと一緒に行ったからと
お土産を下さった。
お土産は
『永平寺そば』と
『銘菓・織福』でした。
『織福』は
教育環境の大切さを諭す孟母三遷の教えとともに、孟母断機の教えもまた有名なお話です。孟子が学問の途中でやめて帰ったとき、母は織っていた大切な縦糸を目の前で断ち切り、学問を断絶する非をさとしたという有名な実録です。ひと目ずつ丹念に織りあげていく苦労と人生の大切さは昔も今も変わりなく教えられています。この教えと共に福井の羽二重は第一級の絹織物とそして芸術品といわれるものです。
この羽二重の雅趣をお菓子にうつしとり、純白のやわらかい羽二重餅に餡をつつみ、織福と銘してお届けいたします。
やさしい口あたりと爽やかな甘さは、お茶請けにもお土産物にも、品のよいお菓子としておよろこびいただけることと存じます。
と、いうことらしいです。
私も年に2度ばかりの
奥さんとの小旅行では
お土産を買って帰ります。
その時の気持ちは
あの人やこの人に
自分の幸せな気持ちを
お裾分けしたいという思いです。
旅先の私的なお土産は決して
義理の絡むものではありません。
それだけにA左官の心ばえが嬉しいのです。
A左官は私と同い年で
口数も少なく
一見偏屈に見えますが
気持ちが本当に優しく
職人気質で
プライドを持って
仕事をする人です。
そんな人が
旅先で
ユーリン・ホームを思い出し
(ちょっと土産でも渡してやろう)
と、買ってくださったのが
ありがたいのです。
Aのような職人さんに
認めてもらえる会社は
真っ当な会社しか
ありませんからねぇ。