ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
玉島長尾のY邸の見学会が
無事に終わりました。
昨日はYさんご家族も参加し
Y邸の漆喰を共に塗った同志の
接客をされてました。
そうした来場者には
「うちの会社の
シックイ職人に
ご案内させます」と
Yさんの奥さんを
紹介していました。
もちろん
既知の方同士ですから
千も笑ってみていました。
「私、わがままばかり言って
つくづく自分が嫌な女だと
思いました」
家が完成間近になってきて
(ああしたい)(こうしたい)の思いが募り
神経過敏になっていったYさんの奥さんが
自嘲的におっしゃったのが可笑しくて
「本当の自分の姿が分かって
良かったじゃあないですか」
と、私は茶化して言いました。
「本当に、そんな自分が嫌で
毎日、胃が痛んだんですよ」
「胃が痛むくらい
いいじゃあないですか。
私なんか
Yさんのおかげで
『胃を切除』しましたよ」
「エッ、切除されたんですか
いつです?」
「ウソです!!!
ジョウダンですよ!!!」
千が間髪を入れずに
否定しましたが
Yさんの奥さんが魔に受けて
真顔で心配そうにされたからでしょう。
可愛い正直な奥さんです。
人が一生に一度
建てるか建てないかの
大きな夢を造らせていただくのに
「あれはダメ、これもダメ、それもダメ」で
少しの金額のことで
施主さんの夢を
しぼませて行くのが嫌で
住宅会社を作ったのですから
Yさんの奥さんの「こだわり」など
折り込み済です。
「わがまま」を当然だ。
「わがまま」を権利だ。
などと、思っておられるわけではなくて
「わがまま」を「わがまま」だと思っていても
言いたくなる「わがまま」なら
ユーリン・ホームが聞いてあげて
出来るだけ叶えてあげたい
「わがまま」なのです。
叶えられない「わがまま」なら
その場で言っていますから
Yさんの奥さんも
気になさらない方が
いいですよ。
「うちのアパートの隣の方も
うちと同じくらいにKさんで
家を建てられたんですけど
あれこれ注文されたら
2000万円の契約だったのが
2300万円になったんですよ。
他の住宅会社でも
棚一枚で1万円・2万円取られますし
『うちはこんなに棚がいっぱいあって
ユーリンさんに頼んで良かった』
って本当に思いました」
Yさんの奥さんの
その言葉だけで
十分すぎる程
報われましたよ。