ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
朝の散歩、冬に戻ったような感覚です。
晒した耳がジンジンしました。
居間で朝刊を読んでいますと
起きて来た奥さんが
斜め前のソファーに座りました。
目線をやや下に向けたその横顔を見て
思わず笑いながら言ってしまいました。
「お母さん、歳とともに美人になってくるなぁ」
「おベンチャラ言っても何にも出んぞ」
「おベンチャラとちゃうで、心底そう思うわ。
だんだん顔に肉がついてきて
飛鳥美人みたいやなぁ」
私が奥さんに連想していたのは
「鳥毛立女屏風」のご婦人でした。
下膨れの顔立ち
細目の目元
ちっちゃな鼻。
日本人はこのような顔立ちの女性に
安心感を抱くDNAを体質的に
持っているのではないでしょうか?
ヨーロッパの美人の理想は
「ミロのビーナス」のような
豊満な肉体の女性です。
日本人の好みは「柳腰」と言われる
細くてしなやかな腰つきの女性です。
「顔は?」と考えると
昔は「おかめ顔」だったような気がします。
顔立ちとしては「ハンニャ顔(キツネ顔)」の方が
「オカメ顔(タヌキ顔)」より整っていて
気品があるように感じますが
温かみという点ではオカメです。
朝起きてきた奥さんの顔を見ると
その日一日が幸せになりそうな気分に
私はなるのです。
「何をニヤニヤしとるんよ。
おかしいんじゃないの?
はやく新聞読んで
チャッチャとお風呂に入って
サッサと会社に行ったら・・・!!!」
女性は下膨れに成るのに比例して
口数が多くなって偉そうになるようです。
今日の実家の花
エビネランです。
横浜の戸塚に住む叔母の家に行った時
近くの山林から採集してきました。
40年以上も前の話です。
茶屋町に越してきて
地植えにしましたら
少しづつ増え
毎年花を咲かせてくれます。
「謙虚・誠実」という花言葉そのままに
自己を主張することも無く
ひっそりと、そのくせ確かに
毎年毎年、私を愉しませてくれます。
この花は「謎の花」です。
家族の誰もが植えたことは無く
いつから花を見るようになったかの記憶も無く
毎年花を咲かせるのですが増えることも無く
「無い無いづくし」で名前も分から無い「花」
おそらく球根植物だと考えるのですが
毎年同じ場所に同じ数だけ芽を出して
同じ数だけの花を咲かせます。
花は可憐で清楚です。
白雪姫のイメージですね。