ただの相談役 気まぐれブログ

シャツとステテコ
201305.21

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

昨日、会社から帰宅して
作業服を脱いで庭に出ようとすると
「お父さん そんな格好ではずかしいよ
パジャマに着替えられ」と奥さん。

午後6時過ぎにパジャマ姿の方が
病人じゃあるまいし 恥ずかしいし
我が家の庭でなんの遠慮かと
シャツとステテコのままで
メダカなどの世話をしました。

昔は 夏の夕食後には
シャツとステテコ姿のおっさん達が
往来(おうらい)を闊歩し
縁台で涼んでいたものです。

足首までの長いパッチを
スネからしたをで切って
切った先を「捨てとこ」が
「ステテコ」になったと
聞いたことがありますが
シャツにステテコ姿のおっさんは
夏の風物詩です。

昔は 色々な おっさんがいました。

酒を飲むおっさん
将棋をするおっさん
与太話をするおっさん

笑点の大喜利の司会をしていた
三遊亭円楽(五代目)さんが
書いていましたが
小さな頃に玄関先で
本を読んでいたら
近所のおっさんが家にやってきて
本を読んででいる円楽さんの頭を突然叩いた。

後でお父さんが言い聞かせたといいます。

「知り合いが来ても
挨拶ができないようでは
本人のためにならないから
心を鬼にして叩いた」

鬼のようなおっさんもいた。

そんな夏の風物詩も
テレビの普及で廃れてしまった。

おっさんどころか
今では父親でさえ
子供の頭を叩いたりはしません。

おっさんで思い出しましたが
大悟と千の友達を呼んでの披露宴。
新婚生活の感想を聞かれた大悟

「おっさんと飯を食っているようです」

千にはシャツとステテコが似合いそうです。
最後のおっさんかもしれません。

執筆者:中井勝人
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