ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

昨日の夕食　父がお箸を付けませんでした。

「パパ、早よ　ご飯食べんと」と母。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」と父。
「オヤジさん、ご飯たべはらへんの？」と私。
「ご馳走やったら食べるけどな」と父。
「ご馳走でなくて悪かったね、パパさん」と奥さん。

「ほんとにいらんの　パパ」と母。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」と父。
「どしたん　オヤジさん？」と私。
「食欲がないねん　おかず食べてや」と父。
「な　マサトやったら返事するやろ」と母。

「アンタが『鬼瓦権造』みたいな顔で
睨むから　オヤジさんも喋りにくいんとちゃうか？」と私。
「そやねん　怖いねん　昔から気兼ねしてるねん」と父。

「何が気兼ねやのん　もうタバコ買うてきたらへん
さっきでもイヤらしいやろ　タバコの空箱を私の前に置いたり
吸殻をならべたり　チラチラ　ワタシの顔見たりするねん。
そやのに『タバコないか？』って言わへんねんで」と母。

「そこまで分かってるんやったら　上げはったらええがな」と私。
「そやろ　意地が悪いやろ」と父。
「何が意地が悪いやのん　おくれ言わへんほうが
よっぽど意地が悪いわ」と母。

「パパさん　オカズ冷めるよ　食べないの？」と奥さん。
「今日はええわ　この頃　起きるのもシンドイねん」と父。

「起きんのシンドイ　食べんのもシンドイんなら
ずっと食べんと寝てたらええのん違う」と母。

「そやなぁ　三日に一回くらい起きて　ご飯食べたらええなぁ」と父。
「オヤジさん　そんなに遠慮しはらんかて　
この先　永遠に寝てはっても　みんな起こさへんと思うよ」と私。

「それはちょっと淋しいなぁ　ときどき起きてタバコぐらい吸わしたりいな」と父。
「それやったら　タバコくらい自分で買いに行きよし　
ワタシはもう買置きせんから　パパのことなんか　どうでもいいから」と母。

今朝、新聞を見ると
第一生命保険の
第２６回「サラリーマン川柳」の一位。

　　　　　いい夫婦
　　　　　　　　　　　今じゃどうでも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いい夫婦