ただの相談役 気まぐれブログ

解説スペシャル
201306.06

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

今朝の読売新聞の『解説スペシャル』を読んで一人怒っています。
「住宅断熱の仕組みを紹介する模型で目を引くのは、約20センチの厚さの断熱材。住宅メーカー大手『積水ハウス』は、川崎市麻生区の展示場で、寝る前に暖房を切っても朝まで暖かい断熱の家をPRする。同社の小林啓二・広報部長は『太陽光発電などと組み合わせると光熱費収支をゼロにできる』と話す。同社では2014年度に販売する新築戸建て住宅の約6割をこうした住宅に切り替える。」

いい住宅だと考えるのなら何故『10割』の家をそうすると言わないのでしょうか。
積水ハウスでそのような断熱をすると住宅コストが掛かりすぎて売る自信がないからでしょう。
また何故『約20センチの厚さの断熱材』が必要なのかを説明していないでしょう。
躯体の鉄骨(金属)が一番熱伝導率が高いので
その鉄骨をくるむ為には20センチもの厚さの断熱が無駄に必要になるだけでしょう。
20センチの厚さを強調して鉄骨の持つ弱点を覆い隠してはいけません。

「なぜ省エネ住宅が普及しないのか。戸建て住宅の新規着工の約4割は町の工務店が担っているという現状があり、国土交通省住宅生産課は『国の制度や断熱工事の手法を知らない工務店向けに講習会を開くことで、基準に適合した住宅を増やしたい』と話す。」

バカを言ってはいけません。
ユーリン・ホームは以前から省エネ住宅に適合した家造りをしています。
大手メーカーなどのように国の基準に沿うような形の省エネではありません。
お住いになるお客さんの安全安心を考えると省エネ住宅になるのです。
国土交通省住宅生産課の上から目線の言い方はなんですか。
小さな工務店が「一所懸命」に学んで
知識を吸収している姿を知りもしないで
今更「講習会を開くことで」とは片腹痛い言い草です。

小さな町の工務店だからこそ「一つの所に命を懸けている」のです。

「人間関係」が一番重要な要素である「家造り」を
「利益至上主義・着工棟数至上主義」の
ブローカーが営業しているような住宅メーカーやビルダーは
いずれ淘汰されていきます。

「戸建て住宅の新規着工の約8割は町の工務店が担っている」時が絶対にやってきます。
絶対です。

 

執筆者:中井勝人
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