ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日の夜から読み始めた本。
「官房長官を見れば政権の実力がわかる(菊池正史 著・PHP新書)」
面白い内容の本です。
254頁の本ですが
いっきに188頁まで
読んでしまいました。
第3章 「懐刀」後藤田正晴
有事に際しての行動力
(略)翌86年11月の三原山噴火だ。11月15日に始まった噴火だが、(略)直接見ようと5000人にのぼる観光客でにぎわった。(略)21日、大きな地震が頻発し、(略)溶岩が海岸線の街まで迫ったのである。
所轄官庁である国土庁では、関係省庁の役人が集まって会議をしているが、なかなか対応策が決まらない。(略)
21日は土曜日だ。(略)後藤田は、(略)官邸に入った。(略)
「これは危ないぞ。島だから逃げ場がない。国土庁は何もいってこない」
国土庁に問い合わせたところ、長時間続いている会議のテーマは、第一議題が「災害対策本部の名称」(略)、第二議題は「元号を使うか、西暦にするか」(略)、第三議題は「臨時閣議を招集するか、持ち回り閣議にするか」(略)、三つの議題で侃々諤々(かんかんがくがく)、長時間議論をしているという。
(略)覚悟を決めた後藤田は、「もう、これはいかん。ワシがやる」といって、住民1万人、観光客3000人の全島避難の準備を進めた。
第一議題なんて
大島災害対策本部にするか
三原山噴火対策本部にするか
なのですから
くだらん議論です。
こうしたことを読むと
政治主導がいかに大切か
よく分かるのです。
菅義偉官房長官は
力量のある印象で
好感を抱いています。
「安倍内閣 頑張れ!!!」