ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
ありました。
ありました。
この文章に出会うために
この本を買ったのだと感じました。
「オレって老人?(南伸坊 著・みやび出版)」の88ペイジ。
紙がめくれない
「歳をとると、旧友と合うたびに体の愚痴をいい合う。
腰が痛い、肩が痛い、目がかすむ、紙がめくれない」
と、赤瀬川さんが近著に書いていて、
紙がめくれないのところで思わず笑ってしまった。
私もまさに「紙がめくれない」おじいさんになっているからだ。
私も思わず笑ってしまいました。
指先が変に乾燥して
紙がめくれなくなってきていのです。
大勢の人の前で
原稿用紙を読みながら
次のペイジをめくろうとしても
指先がツルツルとすべってしまいます。
「エイ ままよ」と
唾液を指先につけてと
原稿用紙をめくります。
そうしてようやくめくっても
原稿用紙の左上の一点には
指の大きさの唾液で膨らんで
よじれた型が残り、じじむさくて不潔っぽいばかりです。
紙をめくる姿が「因業な金貸しが
夜中にお札を数えている(南伸坊)」ようで
周りの視線も気にかかります。
私は最近
リボンの形をした指サックを
いつも上着のポケットに入れています。
5個セットの物を買ったのですが
使うたびになくしてしまい
今では2個しか残っていません。
オレって老人?