ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
今日、9月26日(木)の読売新聞の「解」
大相撲ネタでした。
「白鵬が稀勢の里を上手投げで破り
27度目の優勝を決めた」
「○○○が2敗を守った」
これらの表現は正しいか?
駄目な表現だそうです。
大相撲は番付社会ですので
横綱が格下の力士を
「破った」「撃破」などとは言わず
「退けた」「下した」などと言い換えて
番付を尊重しているのだそうです。
また
「守るのは無敗か1敗で
2敗や3敗は守る星ではなく」
「2敗(3敗)に残った」と書くのだそうです。
全勝という言葉も大事にしている。
角界では15戦全勝優勝を
14勝以下の優勝より格上に置き、
給金にも格差がつけられる。
全勝は原則15勝を指すため、
「全勝の白鵬は」は
「無敗の白鵬は」などとなり、
「●●を退けて13戦全勝とした」
として差別化を図る。(解)より
言葉遣い・文遣いとはむつかしいものです。
大相撲の世界を
「角界」といいます。
これは大正時代まで
「すもう」のことを「角力」と
書いていたからです。
だから
角力界のことを
略して「角界」と言い
角力好きを
「好角家」と言います。
「すもう」を「相撲」と書くのは
昭和以降になってからです。
「角力」は力比べをして
勝敗を争う意味で
「相撲」は力持ちを集めて
素手で組み合わせて
力の優劣を競わせる意味です。
これは私の薀蓄(うんちく)です。