ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日、大阪のＮ社の
営業社員が電話をくれました。
N社は中小の住宅会社に
無料のセミナーの参加を促し
いろいろと経営上の
アドバイスをしてくれます。
「今度
岡山で商談短縮のためのセミナーを開くのです。
御社様にも役に立つかと思います」
「うちは商談に時間をかける方だから
別に聞かなくていいわ」
「エッ?????!!!!! アノ～東北の方の会社さんで
1,000組ぐらいの方の間取りの好みをお聞きして
それを数値化して
多くの方が好む間取りを何プランか作られたんですよ」
「それってイージーオーダーじゃないの？」
「そうですね。
イージーオーダーですね」
「うちはオーダーしか考えていないからいいよ」
「でも いちいち考えるのはたいへんでしょう」
「そうでもないよ
幸い僕は何百何千と失敗をしてきたから
頭の中にいろいろとプランが入っていて
お客さんからお聞きした好みがすぐに分かるからね。
プランを書くのも嫌いじゃないし・・・ねぇ」
「社長さんはそれでも良いでしょうが
新人さんなんかの教育にはいいんですよ」
「うちは社員を採らないからいいよ」
結局
最初から最後まで意見が噛み合わずに
話は終わってしまいましたが
どうしてN社は
「住宅会社は家造りにかける手間暇を惜しむ」
と思い込んででいるのでしょうか・・・ねぇ。
規模が小さく
社員数が少ない会社ほど
「商談から始める家造りに
手間暇を掛ける」べきで
それが住宅メーカーや地域ビルダーとの
差別化を生むのです。
集客率をアップさせ
商談のノウハウを学び
成約率を高める。
それはそれで良いのですが
あるのは能率ばかりで
どこにも人がいないのです。
家造りは人作りからですよ。
