ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
仕事が終わると
2号線バイパスを玉島の
四ツ土井で側道に降りて
山陽本線の踏切を横断し
北に上がり
すぐに左折し
新幹線に沿った下道を
車を西に走らせて
金光町の八重の
義母の家に帰ります。
昨日もそのようにして
帰路を車で走り
倉敷市と浅口市との
境界線上にある橋を
午後5時前に渡った時
左手の土手の上を
ヒョロリとした中年の小父さんが
柴犬を連れて散歩をしていました。
『うちのアズキみたいなシバがおるもんやなぁ』
少し行くと
スラリとした後ろ姿の
お嬢さん(来ている服で思ったのです)が
パグを連れて散歩している傍を
車で通り過ぎました。
『パグを飼っている人もおるんや!!!
顔は黒くていい顔をしてるけど
いやにヨボヨボしたパグやなぁ』
車のサイドミラー越しに
パグを見ながら通りすぎ
そんな思いを抱きました。
私も義母の家に帰ると
アズキ(シバ)とミント(パグ)との
散歩が待っています。
『早く帰ったら
あのパグとミントを合わせてやることが
できるかもしれんなぁ』
そんなことを考えながら
義母の家に着き
車を駐車しましたが
いつもは喜んで遠吠えをする
二匹の犬の声がしません。
『今日はどうしたんじゃろ』
と訝しく思いながらも
まだ気が付きません。
車を降りて
アズキの犬小屋のところまで行き
アズキがいなくても分かりません。
そうするうちに
次女夫婦が二匹を連れて帰ってきました。
「お父さん
私の横を通って行ったの
知ってます」
「へ~どこで?」
「土手の下で」
「なんでそんなところにおったんや?」
「ミントと散歩してやんよ」
「ほ~そうか そう言うと
そのへんでパグを見かけたわ。
えらいヨボヨボしたパグやったわ」
まだ分かっていません。
「それミントよ」
「嘘やろ なんであんなとこまで行ったんや?」
「『行ったんや?』って言われても
トシ君と行ったんじゃもん」
『あのヒョロリとした中年のオッサンはトシかいな』
その時全てが分かりました。
自分が行かない散歩道だから
次女夫婦も行かないものと
決めていました。
『予断』とは怖いものです。