ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけにはこだわる
自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
昨日の上棟の時
Hさんの奥さんの
お母さんと弟さんが
来られていて
お里をお聞きすると
新本だとおっしゃる。
「新本には
うちの奥さんの
母方の親戚と
昔の同僚がいますよ」
「どう名前ですか?」
当然そう聞かれますわな。
ところがさて
苗字を言おうとして
出てこない。
親戚の苗字は
つい2~3日前に
義母に聞いたばかりだ。
同僚は
20数年前とはいえ
10年近く一緒に働いた者。
出てくるのは『チョロ松』
というアダ名だけだ。
親戚の苗字は
すぐに義母に電話をして
K田だと分かった。
「ああ新本には『K田』は多いですよ」と
Hさんの奥さん。
『チョロ松』の方は
元同僚の難波氏に
電話をした。
「『チョロ松』ってだれやったかいなぁ?」
「『チョロ松チョロ松』あの『チョロ松』やなあ
ウワ~ァ中井さん、出てこんがな」と難波氏。
「『チョロ松』って言うんは小柄で
お酒を飲んだりしたら
あっちにチョロチョロ
こっちにチョロチョロするような奴で
『チョロ松』って呼ばれてたんですよ」と
わからん話をHさんたちにする羽目になった。
「夜に布団を見ると
子作りがしたくなるような奴で
子供が6人もいて
『お前はウサギのようなやっちゃなぁ』と
よく言ったもんですわ」
Hさんたちはキョトン。
「コイツが忘年会の後で
お酒を飲んだから
代行運転を呼んで
駐車場に行ったんですが
寒いので車に入り暖房をいれ
ついでに
代行に分かりやすいように
駐車場から車を転がして
路駐で待ってたんですわ。
そこへパトカーが来て
酒気帯び運転ですわ。
チョロ松が『代行を呼んでる』って言っても
エンジンをかけて路上におるのは
『運転をする意思表示や』という訳ですわ。
そのうちに代行が来ても
代行を帰らせて切符をきられて
また代行を呼ばされてというような
無茶な目にあったことがありましたわ」
Hさんたちは笑ったものの
表情はますますキョトン。
私の方も
何のために
『チョロ松』の体験談を
話すことになったのか
意味が分からず
笑いで誤魔化して
話を終えた。
昼過ぎに難波氏から電話があった。
「中井さん
『チョロ松』は『M浦』やがな。
今やっと思い出しましたがな・・・」
聞くと(誰やったかいなぁ
誰やったかいなぁ)と
半日考えていたそうな。
苗字が思い出せないばっかりに
私は無駄な話をし
難波氏は無駄な時間を
費やしたようだ。
『チョロ松』のことなんか
思い出すのではなかった。