ただの相談役　気まぐれブログ

こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけには拘る
アナタに愛相応しい自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

今日で連休も終わりますが
少し気に掛かることがありました。

昨年は連休中に孵化したスズムシが
いっかな孵りません。

「今年は全滅かもしれんわ」
先日も奥さんに言ったばかりです。

というのも
今年は実家に置いたまま
３か月も湿り具合などの様子を
見ていませんでした。

その為かケージの中の卵が
いつまでも白っぽいままで
黒く変化してこないからなのです。

「もし孵るとしたら　このケージくらいかなぁ」

最後の賭けのようなつもりで
孵るかもしれないしれないケージの
蓋を開けてみました。

いました。
いました。
３mm程の黒い体に
１０mmほどの白く長いヒゲを立て
そのヒゲをゆっくり動かしながら
ソロリソロリと蠢く十数匹の
スズムシの子供たち。

写真では分かりづらいですが
炭の中央に二股に分かれた
白い筋のように見えるのが
孵化した一齢幼虫のヒゲです。

この幼虫が脱皮を繰り返し
お盆過ぎには体長２０mm程の
成体になり　リ～ン・リ～ンと
鳴き始めることになるのです。

１年で４ヶ月ばかりの寿命の
しかも
鳴く時期は１ヶ月もないスズムシの愛しさは
飼ってみないと分からないでしょう。

「オオ～イ　カズちゃん　孵っとたぞ～」

小さな小さなスズムシを見て
思わず歓声を上げて奥さんを呼んでいました。