ただの相談役 気まぐれブログ
こんにちわ
「発泡ウレタン注入断熱だけには拘る
アナタに愛相応しい自由設計の家造り」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。
4:33 事務所の窓を開け放ちました。
窓外の「揚雲雀(あげひばり)」の
さえずる声が室内に小さく響いてきます。
外は「彼誰時(かわたれどき)」です。
水面に落とした墨の一滴が
薄く薄く広がっていくように
闇が溶けていっています。
「彼誰)かわたれ)」と「黄昏(誰彼・たそがれ)」の違い。
「彼は誰?」と尋ねる明け方の時間帯と
「誰が彼?」と聞く夕方の時間帯
昔は「彼誰」も「黄昏」も厳密に分けていなかったようです。
北原白秋など時々の詩的な言い回しで
「薄暮」として使っていたように思います。
あかしやの金と赤とがちるぞえな。
かわたれの秋の光にちるぞえな。
片恋の薄着のねるのわがうれひ
曳舟の水のほとりをゆくころを
やわらかな君が吐息のちるぞえな。
「薄着のねる」は「フランネル地の薄での夜着」だと思います。
だから この「たそがれ」はゆうがたの「薄暮」でしょうね。
夕方の「夜着」はみずみずしいですが
朝方の「夜着」に感じるのは倦怠です。
「片恋の薄着のねるのわがうれひ」ですからね。
外はすっかり明るくなりました。
揚雲雀のさえずりはまだ聞こえます。
天空の ほくろとなりし 揚雲雀
そのような句を何かで読んだことがあります。
「ほくろ」を探しながら実家に帰り
「燃えるゴミ」をゴミステーションまで
持っていきます。