ただの相談役 気まぐれブログ
35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマ。
今朝の報道特番2001で
50歳代の再就職が非常に困難だという
特集を組んでいました。
特に
一つの会社で勤め上げ
それなりの地位のあり
それなりの所得のあった人が
介護退職などをしなければならなくなり
さて、再就職となっても
大手企業では8ヶ月も離職していると
社会不適合者扱いになる
と聞かされて驚きました。
私はユーリン・ホームを創るまで
両手くらいの会社を
短い所だと2年ぐらいで代わってきました。
自分の根気の無さを嘆きながらも
会社を代わること自体に抵抗はなく
そんな自分を社会不適合者とも
思っていませんでしたから
大手企業の企業モラルは
厳しいものだと
今更教えられたことでした。
私の場合は
代わっていった会社が
みんな小さな会社だったので
社員の出入りも激しかった。
会社にあるのは実力主義で
モラルなどもなかったから
それが良かったのかもしれません。
そういえば最近
警察官を退官された方。
某大手企業一筋に勤め上げ
定年退職なさった方。
教員を50歳で中途退職なさった方。
みなさんと働いていた時のことを
話し合う機会がありました。
私が驚いたのは
収入や社会的ステイタスは
しっかりしていても
どの方も人間関係で悩まれ
一度や二度は『自殺』を考えられと
おっしゃっていたことです。
「教師というのは不思議な人たちで
職場に居て勉強をする人間を嫌うのです」
50歳で中途退職された元教員の方は苦笑されていました。
「中井さんは職場の人間関係で悩み
自殺しようと考えたことはありませんか・・・?」
「人間関係に悩む前に
そんな職場はさっさと辞めてますね!!!」
これも私の我慢を出来ない性格からくるものですが
「鶏口となるも牛後となるなかれ」などと言う祖父の口癖を
生意気にも受け売りしていた点があります。
しかし
長く一つの仕事に携わるということは
次々に職を代わるより難しいことだと
実感させられました。
大企業であろうが
一流企業であろうか
官公庁であろうが
組織である限り人がおり
人がいる限り人間関係は生じます。
私はその煩わしさから逃げ回っていたように思います。
『艱難辛苦 汝を玉にす』
まだまだ丸みの無い私です。