ただの相談役 気まぐれブログ
35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマ。
昨年12月29日に
ブログに書いた本は
ほぼ読み終わりましたが
あまり頭に残っておらず
『セント・ルイス』の由来だけを
すんなりと覚えているところが
我ながら情けないです。
『カペー朝・フランス王朝史Ⅰ(佐藤賢一 著・講談社現代新書)』
【帯】
王は凡庸、周りの敵は華麗にして巨大。
絢爛と呼ぶには、余りにもささやかなフランス王家物語の幕が、
いまあがる。
面白くて読みやすい本でしたが
代々のフランス王の名前の種類が少なくて
1世・2世・3世と続くのには苦笑です。
だから
師子王とか美男王とか
あだ名を付けて
呼ぶようになってしまう。
それなら いっそうのこと
そのあだ名を名前に
すればよいのに・・・。
その代々のフランス王の中で
ルイ9世のあだ名が
聖王ルイ(サン・ルイ)で
英語読みが『セント・ルイス』。
北米の旧フランス植民地に
『サン・ルイ』が使われて
そのまま『セント・ルイス』という
都市ができたということです。
同じように アメリカには
ルイ王由来のルイジアナ州があり
未婚だったエリザベス1世由来の
バージニア州があることは
知っていました。
戦後
日本に進駐してきた米兵が
男の子を太郎・次郎・三郎と
名付ける日本人を知り
(日本人は子供の名前を
ナンバーで付けていく)と
面白がったといいます。
元々
日本の太郎・次郎・三郎は
生まれた順番ですです。
ナンバーと言えばナンバーかもしれませんが
名前ではなかったのです。
『源義平』が『鎌倉悪源太』と呼ばれ
その通称の意味は
『(鎌倉)在住・(悪)強い・(源)源氏の・(太)長男』
『源義平』の弟で九男坊は
『源九郎判官義経』です。
平家物語でお馴染みの
弓の名手『那須与一宗高』は
『十あまり一』の十一男です。
野球やサッカーなどのスポーツのゼッケンや
同じ名前で1世・2世・3世と付けて区別していく
欧米の方がよほどナンバー好きでしょう。
私はその様に思います。