ただの相談役 気まぐれブログ
35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。
先日雑談の中で知り合いの書家・信木徹山氏から
何面もの端渓の硯を持っておられるとお聞きしました。
我が家にも母方の祖父の
形見として伝わっている
伝・端渓硯があります。
戦前
日本と大陸との間を行き来していた祖父が
買ってきたものと聞いています。
「硯より墨の方が高価だった」と
祖父は言っていたようでしたが
墨は書道の先生に差し上げたらしいです。
硯の方も差し上げるはずだったのですが
書道を習っていた母の妹が「嫌だ」と言ったために
手元に残ったらしいです。
端渓硯
良い端渓硯は、触った感じが「赤子の肌のように」
あるいは「清らかなる乙女の内股のように」
しっとりとして滑らかで、まるで吸い付くようだと
言われています。
本当に良い端渓に触れてみると、納得してしまいます。
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触った感じが
『乙女の内股』となると
爺さんが端渓好きだったことに
私も納得です。
伝・端渓硯ではなくて
端渓硯でしょうね。