ただの相談役　気まぐれブログ

テレサ・テン　

201604.12

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

昨日　夕食を摂りながら見ようとテレビをつけると
ＢＳの５チャンネルで「アジアの歌姫　テレサ・テン」
というような番組を流しているのにヒットしました。

テレサ・テンは好きな歌手で
美人ではありませんが
愛くるしい表情で
歌は男女の別れを謳った物が多く
私も独身の頃はよく口ずさんだものです。

「そう言うと和ちゃんの横顔の
鼻の辺りがテレサ・テンに似とるなァ・・・
和ちゃんもテレサ・シックスくらいは成れるぞ・・・」

お酒を飲みながら詰まらんことを言って
チラリと隣を見ると
風邪で赤い顔をした奥さんは
熱心に画面を見入っていました。

もしも　あなたと　逢えずにいたら
わたしは　何を　してたでしょうか　　「和ちゃん・・・何しとったやろなァ・・・」
平凡だけど　誰かを愛し
普通の暮らし　してたでしょうか　　　「そうかもしれんな・・・オレと巡り合うて波乱万丈じゃったもんなァ・・・」

時の流れに　身をまかせ
あなたの色に　染められ　　　　
一度の人生それさえ　捨てることもかまわない
だから　お願い　そばに置いてね　　「オー置いちゃる・・・置いちゃる・・・」
いまは　あなたしか　愛せない　　　「わかっとるがな・・・」

「もう黙っててよ！！！」

『時の流れに身をまかせ（作詞：荒木とよひさ・作曲：三木たかし)』の歌詞に
私が合いの手を入れていると
奥さんが怒り始め
そして
泣き出しました。

窓に西日が　あたる部屋は
いつも　あなたの　匂いがするわ
ひとり暮らせば　想い出すから
壁の傷も　残したまま　おいていくわ
愛をつぐなえば　別れになるけど
こんな女でも　忘れないでね
優しすぎたの　あなた
子どもみたいな　あなた
あすは他人同士に　なるけれど

『つぐない（作詞：荒木とよひさ・作曲：三木たかし)』
に歌が変わっても
奥さんの涙は枯れませんでした。

それどころか
涙に鼻水まで加わっていました。

「何を泣き続けとるん・・・？」

「ワタシにも人に言えん経験があるんじゃ・・・」

「そんな・・・
一緒になる前のことで泣かれても・・・
かなわんのうゥ・・・」

「じゃから・・・ほっといて！！！」

ヒステリックに言って
奥さんがティッシュで涙を拭き
大量の鼻水までかみました。

その時　隣で
飛沫を浴びたのでしょう。

今朝は８時まで起きられませんでした。

喉の奥がいたくて
微熱があります。

「風邪・・・うつされたみたいやわ・・・」

「お酒の飲み過ぎ・・・ガバガバ飲むからじゃ・・・」