ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
今日から7月です。
カレンダーの月を新しくすることは
特に 先月の暦をビリッと
強く早く破りめくることには
無類の喜びを感じる方なのに
月日の過ぎ去る速さには
我が歳を省みて慨嘆を漏らしています。
我が歳と言いますと
娘の千が私の車の運転の恐怖を
ブログに書いていましたが
7月になり
『禅語こよみ』を改めようとして
6月の禅語を
ブログに書いていないことに
気付かされました。
いつもして来たことを
いつか忘れること。
それも老いなのでしょうかねぇ~
我ながら恐ろしいです。
6月禅語
大津ならやに
きたりゃこそ
ふみもなろたよ
唐うすを
奉公は大津の奈良屋 米問屋
唐臼踏んで 読み書き憶えた
※六祖唐臼図(留守模様)
唐臼は六祖碓房修行のシンボル。
賛は白隠の「小庫の翁」に出るが
もとは曹洞宗の虎蔵主こと大空玄虎
(1428~1505)の作という。
〇碓房(たいぼう)・・・米つき小屋
〇留守模様・・・・・・・・人を描かず道具立てで描くこと(5/7・ブログ)
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7月の禅語
しんの心は
うちとけないで
他人ふりすりゃ
なおいとし
他人向き すればするほど なお不憫
真の心は 打ち解けおるに
※挽き臼図
上の石は心棒を回って
下の石と打ち解けあって
ガラガラなるが
二個の石は決して
一つにはならない
なんと不憫なことではないか
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7月の最初の日に
夜空には新月真近かの三日月が
かそけく光っていました。
6月29日の予定を
雨天のために
7月2日に繰り延べした
日畑のN波邸上棟が
このまま月夜が続き
無事に終わりますように・・・
また 7日には織姫と彦星が
年に一度の逢瀬を
楽しめますように・・・
と手を合わせて
見あげていました。
高麗錦を 紐解き交わし 天人の
妻問ふ宵ぞ 吾も偲ばむ
(こまにしきを ひもときかわし あまひとの
つまとふよいぞ われもしのばむ)
少し昔の事を懐かしむ私がいました。