ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
母親というものはいつまでも息子が好きな物らしい。
今朝 孫にやった服の事で私が愚痴りました。
「あれだけ服をやっていても着ている姿を見たことが無い・・・
見せに来いとまでは言わんが写真に撮って渡すぐらいは出来ように・・・」
「お父さんは男らしくないなぁ・・・
男じゃったらやった物の事をつべこべ言わんの・・・
小者なんじゃから・・・お父さんは・・・」
「ええ~ええ・・・どうせワタシは小人(しょうじん)です・・・」
逆らうことの少ない奥さんの息子弁護に少しタジタジとなって
思わず自分の事を『小人』と言ってしまいました。
むしゃくしゃしましたので
【故事ことわざ事典(新文学書房)】で
『小人』の項目を見てみました。
〇小人閑居して不善を為す
徳のない者は、暇があると碌なことをしない。悪いことをする。
〇小人窮すれば斯(ここ)に濫す
小人は困窮の場にのぞむと、とかく正直を守ることができずに、
法を犯して不正なことをするものである。
※濫とは溢るること、法の外にはみ出ることをいう。
〇小人罪なし玉を懐いて罪あり
小人に何も罪はないのであるが、貴重な玉を手に入れたために
禍を招くことになる。
〇小人の過(あやまち)は必ず文(かざ)る
小人は過をとりつくろって、いいようにいう。
小人は過を改(あらた)むるにやぶさかなものである。
〇小人の心を以って君子を量る
自分の卑しい心を通して、君子もそのようであろうと推しはかること。
〇小人の腹は満ち易し
小人は、金さえ握らせれば、簡単に誘うことができる。
小人の腹は肥え易し。
〇小人は面を革(あらた)む
小人は心から改めることはないが、表面だけは善人らしく振舞うもの。
※「君子は豹変し、小人は面を革む」(易経)
小人とは碌な輩(やから)ではありませんなぁ~。
今後 自分の事を『小人』と称することは止します。
せめて
「私は『小心翼翼』な質ですから・・・」と言うことにします。
〇小心翼翼
小さい事柄にもよく注意して慎み深いさま。