ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
今年のお盆に
私たち夫婦に息子の家族と千夫婦
それに次女とその友人の9人で
実家の二間続きで会食をしているとき
息子の娘で6歳になる孫の足の形が話題となり
見せてもらうと外反母趾で偏平足でした。
息子の足に似ているとの事でした。
私はそれまで息子の足を見たことがありませんでしたが
これは即ち
私の奥さん(孫からすれば祖母)に似た足であるということでした。
私の足は甲高の幅広で
合う靴は『26,5のEEEE』なのです。
足の形は我が父譲りでそっくりです。
私は息子が30歳になるまで
息子の足が母親似であることを知ろうともせず
それが
孫にまで遺伝しているとは
気付きませんでした。
『ムスコもマゴもオレには似たとこが無いんや!!!』と
二人の足の形には大いに狼狽え衝撃を受けていました。
今朝
親子の足のことを書いた文章に出会いました。
2018年9月10日(土曜日)の読売新聞の解説欄の
特別編集委員・橋本五郎さんの『五郎ワールド』の記事です。
「父はいかにあるべきか」という題で
書き出しは
拝啓 阿川佐和子様
『強父論』(文芸春秋)を実におもしろく拝見しました。
となっています。
小渕恵三元首相の長女暁子さんの『父のぬくもり』(扶桑社)にある一場面です。
小渕さんが倒れる数日前、暁子さんは首相公邸の寝室で、父母と3人でベッドの上に
座りながら話をしていました。そのときお父さんのパジャマのズボンの裾からふくらはぎが
見えたのです。暁子さんは思いました。
<ああパパの足って私の足に
そっくり
形も爪もなんか似ている
なんて思いながらほんの少し
しあわせな気分になっていた>
佐和子さんもお父さんの幅広甲高の足に似ていると言われたそうですね。でも、それは
佐和子さんにとっては絶望的なことでした。
<ある日、お手洗いに入り、
便器に腰を下ろし、さりげなく
自分の足下に目を向けたときである。
お父ちゃんの足とそっくりだ
・・・・・・。
発見したのである。そのときの
ショックを忘れることはできない。
性格はともあれ、すがたかたちは
父と似ていないと、それだけをよすがに
生きてきたつもりだったのに、足の先まで
父に似ていたと自覚したとき、救いがなくなった>
同じく父と娘とはいえ
父と似ていることを
嬉々として肯定する娘と
絶望的に否定する娘と・・・。
私は息子と
足の形が違っていたことに
息子から
遺伝的形質を拒否されたように感じて
少なからず衝撃を受けましたが
息子は
どのように思っていたのでしょうかね?
また
二人の娘たちは・・・・・・?
変しい変しい娘たち
私は脳ましくて脳ましくて
夜も眠れません・・・。