ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
今日は千が『うさぎや』に行く用事がありましたので
私も付き合ったついでに昼食は『漁火大名』で摂ってきました。
海が旨い、と誰も知るから
素材選びには全力を尽くす。
闇に沈む海原にさえ
漁火を炊き、漕ぎ出す理由は
まさに美味追求に一語に尽きる。
さて、板前たるもの
かくも噂高き鮮魚には
誠心誠意の気迫で臨むべし。
切り、捌き、器に盛り、
その味、大海にこだまする。
いつしか人の集まる処となり
名づけて漁火大名という。
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箸袋にそんなことが書いてありました。
料理(仕事)に対する意気込みを
表出されているのでしょう。
確かに人の集まる処となっており
11:00回転で11:20に入店すると
30分待ちといわれました。
実際は15分待ちぐらいで
カウンター席に着くことができましたが
大繁盛でした。
『仕事に対する意気込み』というと
「中井さんは何のために仕事をするのか?」と
尋ねられたことが幾度かあります。
地位か?
名誉か?
財産か?
「その三つの中から選べ!!!」と
言われたとすれば
「晩節を汚さないだけの名誉」と
答えることでしょう。
しかし
選択肢を広げても良いのなら
答えは違ってきます。
「より良い仕事のために仕事をする』
というのが正直な気持ちです。
地位や名誉や財産など
死ぬときに持って行けないものです。
死んだ後に残るものは人様の評価だけです。
より良い仕事をして
より良い家を残したい。
それが
私の仕事をする意味です。
大欲は無欲に似たり。
私は大欲の者なのです。