ただの相談役 気まぐれブログ

トランプ大統領
201611.10

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

日本のマスコミ界は昨日今日と
トランプ氏が米国大統領に指名されたことで
ハチの巣をつついたような騒ぎです。

私は『東京大学数学科卒・元スーパー官僚の
高橋洋一』氏の本を読んでいましたので
トランプ大統領は有り得ることだと考えていました。

高橋氏は『これが世界と日本経済の真実だ
日本の「左巻き報道」に騙されるな!(悟空出版)』で
書いておられました。

〇大統領選の行方
 日本の報道だけを見ていると、暴言やスキャンダル合戦ばかり目について、
アメリカ大統領選の本当の情勢を見失しかねない。左巻きの人たちは原理原則で
ものを考えるし、まず自分の主張ありきだから、政治家が柔軟に方針を
変えたりするのが理解できない。だから報道も間違える。
 トランプが現実的なビジネスパーソンで、「Deal(取引・交渉)」の人間であることを
忘れてはいけない。もし「トランプ大統領」が誕生したとしても、いかに「Deal」をするかを
考えればいいということだ。
 最後に、アメリカ大統領選挙についての筆者の見立てを書いておこう。本稿執筆時の
2016年8月31日現在、五十二:四十八でトランプが優勢と見ている。カードが何枚か
ひっくり返れば、ゲームの行方はまだわからない。

〇「トランプ大統領」でTPPはどうなる?
 もしトランプが大統領になったとして、日本に最も影響があるのはTPPの問題だ。
トランプは、TPPに参加することで、アメリカはマイナスの影響を受ける」として、
アメリカのTPPからの離脱を表明している。つまり、日本や中国との貿易はアメリカに不利だから、
自らが大統領になったら、アメリカ国内の製造業を守るために日本や中国に思い関税を課すと
警告しているわけだ。(略)
 結局、トランプがこれまで言い続けているのは、「オバマは交渉が下手だった。俺ならもっと
うまくやれる」ということである。トランプ流の交渉術で、最初に高めの球として「TPP からの撤退」
を宣言していると考えるべきだ。(略)
 日本のマスコミは、「トランプがTPP撤退を宣言した!」と大騒ぎしたが、それは現実の
ビジネスにおける交渉というものをマスコミ人が分かっていないからだ。

上記のように
誰が大統領になっても
アメリカのTPPからの撤退はないというのが
高橋氏の考え方です。

今朝のテレビでのマスコミ関係者の意見は
「トランプがあそこまで断固として宣言したのだから
アメリカはTPPから必ず撤退する」が大勢を占めていました。

トランプ氏の「Deal]を「Real]に捕えているのは高橋氏なのか
高橋氏のいうところの左巻き(左翼)のマスコミ人なのか
興味が尽きません。

執筆者:中井勝人
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