ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
過日 Yさんから頂いた図書券で
新書本を3冊買いました。
『鬼才 五社英雄の生涯
(春日太一 著・文春新書)』
『周――理想化された古代王朝
(佐藤信弥 著・中公新書)』
『「兆し」をとらえる
報道プロデューサーの先読み力
(野口雄史 著・角川新書)』
◎『五社英雄』の【帯】
「鬼龍院花子の生涯」「極道の妻たち」「三匹の侍」
ハッタリ上等、極彩色のエンターテイナー
虚実入り乱れた「鬼」の真実に迫る
台本になかった「なめたらいかんぜよ!」の秘密
「顔で斬れ!」「お前の目がいい。狂っている」
「地獄から帰ってまいりました――」
革命的な殺陣で一世を風靡した男は
なぜ自らの背に鬼を彫りこんだのか?
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私にとって五社英雄さんといえば『3匹の侍』です。
殺陣の効果音がすさまじくて
特に人を切る時の音は
腹の底に響くものがありました。
吊るした肉塊を実際に真剣で斬り
音を出していると知り納得したものでした。
当時私は中学生で京都に住んでいて
長門勇さんが話す「おえりゃあせんぞな もし」
という岡山弁が新鮮でよく覚えています。
まさか岡山の倉敷の茶屋町に
『終の棲家を』定めようとは
考えてもいませんでした。
柴左近(丹波哲朗)・桔梗鋭之介(平幹二朗)・桜京十郎(長門勇)も3匹から
柴左近が抜けて
橘一之進(加藤剛)が新たに加わった3匹になっても
桜京十郎のユーモラスで飄々とした風貌が
未だに映像として残っています。
五社英雄さんが長門勇さんに
備中言葉を話す侍を演じさせ
それを忘れられなかった私と岡山との
縁というものなのですかねぇ。