ただの相談役 気まぐれブログ
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
私が生まれてから京都に住んでいた28歳までの間
1950年~1978年までの京都府の知事は
蜷川虎三さんでした。
今現在の京都府選出の国会議員は
衆議院議員9人の内
自民党が4人・民進党が4人・共産党が1人
参議院議員4人の内
自民党が2人・民進党が1人・共産党が1人
合計13人いる国会議員の内
自民党が6人・民進党が5人・共産党が2人
保守と反保守の比率は6:7で
共産党を個別に考えると
6:5:2の比率になっています
千年の都を謳い文句とし
守旧的と思われがちですが
府知事の虎さんの28年に及ぶ府政
(虎さん以降は共産党の知事はいません)といい
京都はかなり反保守的な土壌だと考えます。
幕末の京都人は勤王佐幕で反薩長で
会津藩に親和的だったのではないでしょうか。
同志社大学の創設者の新島襄氏の奥さんは
会津藩士の娘の八重さんですし
京都市内の一番力のあるヤクザ組織は
今でも会津小鉄会だと思います。
その頃からの意識を未だに引きずっていて
今日に至る反自民傾向の市民・府民の
投票行動になっているような気がします。
権力者におもねりながらも
権力者の栄枯盛衰を冷ややかに眺めてきた
京都人の強(したた)かさかもしれません。
強かさといえば
2013年の台風で桂川が氾濫をして
嵐山の渡月橋あたりの旅館や土産物屋が
浸水被害に遭ったことがありました。
2015年から災害復旧工事が始まり
護岸の改修工事に手を付けられたのですが
旅館か土産物屋かの女将の言葉を未だに覚えています。
「40年や50年に一度の浸水を防ぐために
護岸を高こうしてもろたら難儀どすわ・・・
ワタシラは昔のまゝの渡月橋の景色で
食べさしてもろとるんどですえ・・・」
おっしゃる通りです。
40年50年
稼がせてもらっているのですから
その間の一度の浸水くらいは
家のリフォームの良い機会だと
強かに考えたら良いのですよ。
なんとなく
京都雑感でした。