ただの相談役 気まぐれブログ
菊よりのちの花？
201701.09
ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。
庭に出ると水仙の花が一輪咲いていました。
花びらの黄色いラッパ水仙ではなくて
花びらが白い水仙でした。
同じ水仙でも
『雪中花』と
呼ばれている水仙は
この水仙だと
思いました。
鍵善良房さんの
京和菓子の
『雪中花』も
この水仙を
模していると
思います。
霜枯れの 籬（まがき）のうちの 雪見れば
菊よりのちの 花もありけり
この和歌の花は
雪中花（水仙）だとばかり
思い込んでいました。
ところが
この和歌が載っているのは千載和歌集で
平安時代末期の和歌集です。
水仙は漢名を日本読みにした植物で
和名のない外来植物であり
室町時代に渡来したといいます。
平安時代の『菊よりのちの花とは何ぞ?』ですね。
執筆者：中井勝人
