ただの相談役 気まぐれブログ
オンリー・ワンの家造り 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
今朝は目が覚めたら4時13分で
奥さんはすでに階下にいました。
タントはえらく興奮していました。
居間から台所へ
台所から廊下へ
廊下から玄関へと
駆けずり回っていました。
散歩がいつもより
1時間近く遅れているので
じれて
興奮していたようです。
私が胴輪を付けるときも
もどかしそうに
息を弾ませていました。
玄関戸を引くと
わずかの隙間に
不細工な顔を突っ込み
太い胴体で隙間をこじ開けて
脱兎の勢いで
伸縮リールを目一杯
引っ張りました。
私もタントに引きずられて
庭に出ましたが
この季節の4時半は
まさに
「彼は誰(かわたれ)時」でした。
あかしあの金と赤とがちるぞえな。
かわたれの秋の光りにちるぞえな。
片恋の薄着のねるのわがうれひ
曳舟の水のほとりをゆくころを
やはらかな君の吐息のちるぞえな。
あかしあの金と赤とがちるぞえな。
蒸し暑い梅雨の「かわたれ時」を
白秋の詩を口遊みながら
タントに引きずられて
「曳舟の水のほとり」ならぬ
汐入川の土手道を
歩いてきました。
そうそう いつもなら3時過ぎには
2階の明りのともっているお隣りが
今日は「かわたれ時」になってから
部屋が明るくなりました。
「ヘぇ~あのご主人でも寝過ごさはるんよや・・・」
自分が寝過ごしたことは棚に上げ
少しうれしくなりました。