ただの相談役 気まぐれブログ
オンリー・ワンの家造り 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
2017年のイグノーベル賞の受賞者に
日本人が選ばれたと新聞で読みました。
日本人は11年連続で受賞したことになります。
今年は「生物学賞」で雌雄が逆転した昆虫の
研究に対して賞を与えられたのだそうです。
イグノーベル賞は 毎年
「人々を笑わせ考えさせてくれる研究」や風変わりな研究
社会的な事件などを起こした10の個人やグループに対して
笑いと称賛や皮肉を込めて授与されるのだといわれています。
創設者のエイブラハムズ氏によりますと
「多くの国が奇人・変人を軽蔑する中で
日本とイギリスは誇りにする風潮がある」
と受賞者の多い両国の共通点をあげておられる。
私は
日本のイグノーベル賞の受賞者が多くなればなるほど
日本のノーベル賞の受賞者も多くなると推測しています。
多岐にわたる物に対する興味や
お金にならない物に対する興味や
無駄のような物に対する興味を
持っている人が多い日本は
本当に面白く可能性豊かな研究が
できうる国だと思えるからです。
思い出した中国の古い諺
機械あれば機事あり
機事あれば必ず機心あり
――機械があれば便利だから
人はそれを頻繁に使うようになり
ついにはどっぷりと嵌ってしまう
そして機械なしでは生きられなくなり
人間本来の営みさえ忘れてしまう――
日本は人間本来の営みを忘れない人々の住む国です。
今年のイグノーベル賞の受賞者
吉澤和徳北海道大学准教授
上村佳孝慶応大学准教授
おめでとうございます。