ただの相談役 気まぐれブログ

比企の丘・「惜別の歌」の歌碑
201803.10

アナタの隣りの工務店、倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

大学同窓のサンデー毎日・小林君からメールがきました。

sekibetunoutanohi.jpgブログをみていたら、
小諸懐古園近くに
「惜別の歌」の歌碑があり
その作曲者が中大OBで
「惜別の歌」が中大の
学生歌であることを
初めて知りました。

ワンゲルに入った時に、
中大校歌、応援歌などと
一緒にこの歌も教えられ
みんなと歌いました。
歌は苦手で
覚えていませんが
この歌だけは格別で
心に沁みて残っています。
藤村の詩ですので
                                明治の頃の歌だと
                                思っていました。

しかし、ブログによると昭和19年に作曲され、勤労動員された工場で口ずさんでいる内に自然にみんなが
口ずさむようになっていき、そして召集令状がきた戦場に赴く学友の送別歌として歌われるようになった
そうです。

ワンゲルの山小屋が群馬県の鹿沢温泉にあり、軽井沢から浅間山を登って小屋に入った時には湯の丸高原を
越えて懐古園まで歩きました。50年近くも経ってワンゲルと「惜別の歌」と懐古園がはっきりと繋がっていることが
分かりました。分かったからと言って何も変わらないのですが。

年を取るとやたら感謝したり、涙もろくなりますが、この話もなかなかです。ではお元気で。

比企の丘
https//blog.goo.ne.jp/musshu-yuu

           遠き別れに 耐えかねて
           この高殿に のぼるかな
           悲しむなかれ わが友よ
           旅の衣を ととのえよ

           別れといえば 昔より
           この人の世の 常なるを
           流るる水を ながむれば
           夢はずかしき 涙かな

           君がさやけき 目の色も
           君くれないの 唇も
           君がみどりの 黒髪も
           またいつか見ん この別れ

           君がやさしき なぐさめも
           君の楽しき 歌声も
           君の心の 琴の音も
           またいつか聞かん この別れ

私は葬送の曲として
私の葬儀の時に
「惜別の歌」を
流してくれるように
千に頼んでいます。

執筆者:中井勝人
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