ただの相談役 気まぐれブログ
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先日 来社された「株式会社・新大陸」は
ウェブ広告の運用などを事業内容にされている会社です。
本社が浜松にあり
遠方なのでホームページ作成のために
活用する余地はないと思っていたのですが
「新大陸」という名前にひかれて
電話アポの方に応談の返事をしてしまいました。
ワザワザ遠方からお越し頂いた
営業の木野裕也氏にとっては
迷惑な話だったでしょう。
頂いたパンフレットは素敵なものでした。
Looking for a New World
夢を叶える羅針盤
世界を旅する青年がいた。
とある国で不思議な羅針盤を手に入れた。
東西南北の代わりに刻まれているのは、
P,A,C,Rの頭文字。
これを頼りに進路を取れば、
必ず新大陸にたどりつくという。
「まずはPの方角に向けて出航だ!」
悲しみにくれていた。青年が近づくと、オオツノジカはこう言った。
青年はさっそく新大陸をめざして帆を上げた。
紺碧の海にまっ白な帆をはためかせ、船は行く。
ときに、荒れ狂う波間を突き進み、
ときに、黄金色に染まる凪に帆を休めて。
ようやくたどり着いたのは、
大海原にぽっかり浮かぶ緑の孤島。
しかし、青年が船を着けたちょうどその頃、
島の神とあがめられるオオツノジカが
原因不明の病で死の淵をさまよい、
島の動物たちはなすすべもなく
悲しみにくれていた。
青年が近付くと、オオズノジカはこう言った.
「山で食べた赤い実がどうやら毒を持っていたらしい。
私の命はもういくばくもないだろう。
死ぬまでに一度、海の彼方の世界を見てみたかった』
それを聞いた青年は、旅先で手に入れた毒消しを
オオツノジカの口にそっと含ませた。そして、
海辺で拾い集めてきた貝殻や白砂を使って
平らな岩の上に自分が旅した国々を次々と描いて行った。
それを見たオオツノジカは
大きな角をゆらりと揺らして喜んだ.
薬のおかげで容態もみるみる回復していった。
オオツノジカは御礼にと、羅針盤の意味をこう説いた。
「Pは情熱(Passion)、そして、Cは想像(Creativity).
世界を旅するそなたの情熱と、砂絵でみせた想像力は、
新大陸に至る大きな力となるだろう」
「よし、今度はAの方角をめざして出航だ!」
風を読み、潮に乗り、意気揚々と船は行く.
水平線の果ての果て、遥か前方に見えてきたのは
大小の島が北斗七星のごとく連なる群島.
少し離れた先に、北極星のような島もある。
その島には、1匹のキリンが住んでいた。
キリンは長い首を伸ばして遠くの島をじっと見つめ、
つぶらな瞳に涙をいっぱいためていた。
その理由をたずねると、
「隣の島に住む世界一美しい鳥・ケツァールの巣が
大蛇に襲われようとしています。雛鳥が危険です」
青年はキリンの千里眼を不思議に思いつつ、
その言葉を信じて北斗七星の先端の島へ渡った。
そして、霧にけむる密林をかき分け、
危機に瀕した雛鳥を間一髪で救い出した。
.
雛鳥の無事を知らせに戻ると、キリンは
朝霧のように清らかな涙をきらりとこぼして感謝した。
「羅針盤のAは、愛情のA(Affinity)のA.
私は生ある者すべてに愛情をささげたいと願い、
遥か遠くの島まで見渡せる千里眼を身につけた。
雛鳥を救ったあなたの心には、優しさと愛がある。
その愛情が、必ずやあなたを新大陸へと導くことでしょう。
そして4つ目の頭文字・Rは、今この瞬間、
私たちの間に生まれた信頼(Reliance)の絆です」
P(情熱)、C(創造)、A(愛情)、R(信頼)、
羅針盤の4つの意味を理解した青年は
再び冒険の旅に出た。
追い風をいっぱいに受けた帆のように、
胸いっぱいに夢と希望の帆を張って。
信じて進むその先に、必ず「新大陸」はある。
「新大陸」と名付けられ
このような素敵なパンフレットを
お作りになった社長の鈴木宏佳氏には
ロマンを感じます。
このパンフをいただいて
何度も手に取りました。
会社の夢と理念を
このような形で表現できる会社はクールです。