ただの相談役 気まぐれブログ

組織が持っているパワハラ的体質
201812.17

アナタの隣りの工務店 倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。

今朝の読売新聞朝刊のスポーツ欄で
アメリカンフットボールの全日本大学選手権で
関西学園大学が早稲田大学を下して優勝し
年間最優秀選手(ミルズ杯)に輝いたのが
日本大学との定期戦で
背後から悪質タックルを受けた
QB選手だった知りました。

選手生命を危うくされるタックルを受け
無事にアメフト選手として復帰し
ミルズ杯に輝いたとは
これほど喜ばしいことはないと
新聞記事を読みながら思いました。

と同時に
監督・コーチからパワーハラスメント[パワハラ)を受け
悪質タックルをした日本大学選手はどうしているのだろうか
という事もまた 頭に過ぎりました。

パワハラとは
「社会的地位の強い者による
自分の権力や立場を利用した嫌がらせ」
という和製英語らしいですが
今回の日大のアメフトの場合
監督・コーチによる「嫌がらせ」
というよりも「強制」ですから
パワハラといって良いのかどうかは
解りません。

しかし もし
日大の選手がタックルを断固として拒み
今回の悪質タックルがなかったなら
選手はアメフト部から姿を消していたでしょうが
今年の全日本大学選手権の決勝は
関学大対日大の争いになっていて
日本大学がアメフト連覇をしていた可能性が
高かったようにも思います。

すると 私たちは何も知ることができないまま
日大の監督・コーチは自分たちの管理下の選手に
悪質タックルを強制するような体質がそのままで
指導者としての名誉を獲得していた訳です。

今年はスポーツ・体育会系だけではなくて
組織が持っているパワハラ的体質が色々な面で露わになり
その判断基準の善し悪しが問われた一年だったような気がします

執筆者:中井勝人
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